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山の郵便配達
山の郵便配達」見ました。
以下感想です。


ちょっと久々に良い映画に出会った気がする。
ストーリー、役者、雰囲気、音楽、全てにおいて文句無し。
心理描写も素晴らしいし、特に役者が最高だった。
お父さん役の方の演技がほんと良かったんだわ。

ストーリーは割と淡々と進むんですが、なぜか飽きない。
派手なアクションやアクシデントなどもなく、本当に淡々と進むだけなのに、なぜか魅入ってしまう力があります。
「古き良き時代」って感じで、日本人の好きな類いの雰囲気なんじゃないかな。

しかも、すっごい感動路線!ってわけでもないのに、ジワジワと胸に訴えかけてくるものがあります。
このセンスが素晴らしいと思う。
押し付けがましいわけでもなく、親子のありのままの姿がかえって胸を打つんです。

舞台の山村もすっごい綺麗。
日本の田舎の緑の色とか土の色とはまた違う感じなんだけど、中国的な美しさがありました。
山、川、木々、土、風、太陽…
山里の美しさと不便さの両方が本当にありのままに伝わってきます。

そして最初にも言っていたけど、お父さん役の方の演技が本当に素晴らしい。
特にジーンと来たのは、息子がお父さんを負ぶって川を渡るシーン。
あそこでお父さんが見せる涙が、今思い返しても泣ける。
息子が自分の気付かない間にすっかり成長して立派になってくれた嬉しい涙と、自分の老いを感じる悲しさと、色々なものが混じって溢れてきた涙。
お父さんが不器用そうに涙を手で拭い、こらえる表情に胸を打たれました。

この不器用な親子関係がまた胸を揺さぶるんですよね。
大人になった息子にどう接して良いのか分からない父親と、距離感を測りかねている息子のやりとりが面白いです。


実はこの映画、私高校の頃に一回見てたっぽいんですが、学校か何かのイベントで強制的に見せられた+私が映画にあまり興味がなかった+目が全然肥えてなかったので、「なんかよく分かんないし、つまんないなー」という感想を抱いた記憶があります。
当時、まだまだ精神的にもガキだったせいもあると思う。
でも、今になってこの映画はすごく良い作品だ!と思えるってことは、少しは自分も成長したのかな。

私の中で、ベスト3に入るくらい良い映画でした。
もうねー、ほんと色んな人に見てもらいたいです。

山の郵便配達
山の郵便配達
| 映画・DVD | 20:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
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